琴線に触れる音<會田賢寿>~パリで見つけたクラヴサンの響き~

開催日: 2023年12月16日 2:00 PM - 4:00 PMカテゴリー: , ,

プログラム

Ⅰ.ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1602-1672)

Jacques Champion De Chambonnières

パヴァーヌ「神々の対話」

組曲ハ長調 *演奏者自らが調性を同じくする舞曲を組み合わせたもの

・前奏曲(ルイ・クープラン 1626-1661)

・アルマンド「ムティエ」(シャンボニエール)

ルイ・クープランによるムティエの変奏(ドゥブル)

・クーラント「イリス」(シャンボニエール)

ジャン・アンリ・ダングルベール(1629-1691) によるイリスの変奏

・王妃のサラバンド(シャンボニエール)

・ジーグ「ヴェルダンゲット」(シャンボニエール)

ダングルベールによるヴェルダンゲットの変奏

Ⅱ.エリザベート=クロード・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729)

Elisabeth-Claude Jacquet De La Guerre

組曲イ短調クラヴサン曲集(パリ、1687)より

・前奏曲

・アルマンド

・クーラント1, 2

・サラバンド

・ガヴォット

・メヌエット

・シャコンヌ

Ⅲ.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)

Johann Sebastian Bach

フランス組曲第1番ニ短調

・アルマンド

・クーラント

・サラバンド

・メヌエット1,2

・ジーグ

Ⅳ.ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)

Jean-Philippe Rameau

組曲イ調新クラヴサン曲集(パリ、1728)より

・アルマンド

・クーラント

・サラバンド

・3つの手

・ファンファリネット

・意気揚々

・ガヴォットと6つの変奏

會田賢寿
東京藝術大学音楽学部を卒業後に渡仏。パリ国立高等音楽院に学び、栄誉賞付き満場一致の
首席で修了する。その後もパリ市立音楽院の演奏家課程において研鑽を続け、フランス音楽を
中心にしたプログラムと演奏解釈に対し満場一致の賞賛付きでディプロムを取得する。第23回国
際古楽コンクール<山梨> チェンバロ部門において最高位(第二位)入賞。文化庁新進芸術家海
外研修制度2年研修員。室内楽奏者として第27回青山音楽財団バロックザール賞を受賞するほ
か、欧州各地の国際古楽コンクールにて入選。フランス国立メス管弦楽団やオーヴェルニュ室内
管弦楽団などのオーケストラとの共演や、仏国営ラジオ、フランス国内外の音楽祭やCD録音に
多数参加する。ソリストとして初のCD「AUX IDÉES HEUREUSES」がフランスのレーベルから発
売される。ヨーロッパでの活発な演奏活動のほか、現在はパリ郊外のマルリー・ル・ロワ音楽院
の講師、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ音楽院のチェンバロ伴奏員として後進の育成にも力
を注いでいる。チェンバロを鈴木雅明、ノエル・スピート、ブランディーヌ・ラヌー、オリヴィエ・ボー
モンの各氏に、室内楽をケネス・ワイス氏に師事。