赤れんがの歴史

1918 大正7年6月

県立山口図書館の書庫として完成。
【設計】佐野友三郎(初代館長)、県 藤本勝往技師

1929 昭和4年

図書館の移転に伴い書庫としての機能を失う。
県教育会に移管される。県教育会館の一部として利用。

1982 昭和57年9月

教育会館の移転により、旧教育会館の取り壊しが決定したことから、赤れんがも取り壊す計画が浮上。「赤れんがの会」(旧県立山口図書館書庫を活かす会)発足。
芸術家、文化人を中心に市民約200人が名を連ねる。
県知事及び山口市長に、保存に関する陳情書を提出。

1982 昭和57年12月

知事は、「文化団体が保存管理し、文化施設としての諸条件が整うなら、建物、土地の貸付、もしくは譲渡することで協力する」と「赤れんがの会」に回答。

1983 昭和58年3月

旧教育会館取り壊し。

1989 平成元年10月

市は「自ら考え、自ら行う地域づくり事業」を進めることを固める。

1990 平成2年2月

市は「彩りのあるまちづくり協議会」を発足させ、具体的に協議し、市長へ答申。

1990 平成2年3月

国の「ふるさと創生基金」などを活用して、保存・再生を決定。
赤れんがの会発足から、8年が経過。

1990 平成2年12月

再生工事に着手。【設計】山口市建築課、今井徹也建築設計事務所。

1992 平成4年5月25日

「クリエイティブ・スペース赤れんが」開館。命名は公募により、福田千恵氏(山口市秋穂二島)。

1993 平成5年

ベルカ(BELCA)賞受賞。

1996 平成8年4月

(財)山口市文化振興財団の管理運営となる。

1998 平成10年

登録有形文化財となる。

2007 平成19年4月

指定管理者制度導入により、NPO法人こどもステーション山口の管理運営となる。

2017 平成29年12月

JIA25年建築選に登録される。

2018

赤煉瓦築100年。

C・S赤れんがになる前